Marlin DRMとは

 Marlin DRMの基本的な仕様について:

Marlin DRMは、CE機器やマルチメディアサービスのためのコンテンツ管理方式で、 その技術仕様は、 Intertrust Technologies、パナソニック、Royal Philips Electronics、 Samsung Electronics、ソニーの5社が2006年に設立した Marlin Developer Community (MDC) から無償でダウンロードが可能です。
また、開発のための共通テスト鍵(Common Test Key)も無償で提供しています。
尚、Marlin IPTV-ESに関しては、Software Development Kit(SDK)の提供は行っておりません。

Marlin DRMの商用ライセンス契約等について:
Marlin DRM の商用利用に必要なDRMの実装におけるコンプライアンスルール、 コンフォーマンステスト仕様、および商用利用のための契約書などは、 同じく上記5 社が2006年に設立した Marlin Trust Management Organization (MTMO) から入手ができます。
Marlinの仕様の一つであるIPTV-ESのコンプライアンスルールには、 Marlinに共通なGeneral Compliance Rulesに加え、 各国での放送・通信事業に関する固有の技術要件を加えたSpecific Compliance Rulesがあります。
General Compliance RulesはMTMOの商用契約に添付されています。
本会の活動の一つとして、Marlin IPTV-ES (IPTV End-point Service) 仕様を 日本国内で商用利用するための固有のコンプライアンスルールを策定します。 策定されたコンプライアンスルールがMTMOにより承認されると、 日本国内のIPTV-ES Specific Compliance Rulesとなり、 General Compliance Rulesに加えてMTMO商用契約に基づき遵守が求められます。
(ご参考: コンプライアンスルールの関係 )


商用鍵の調達に関して:
Marlin DRMの搭載されたDRMサーバーや端末機器を運用するには、商用鍵の搭載が必須となります。
商用鍵は現在下記の2社から調達が可能です。

Seacert Corporation
Panasonic Corporation

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